ケイの日記

自由気ままに書き綴る

数学×スキャニング

次の問題を見てほしい。

M社はプドウを栽培し、それを原料にしたワインを醸造して世界中に販売している。としよう。一般には、企業の業績には、社内のさまざまな活動だけでなく、社外の要因も大きくかかわっている。しかしながら、ここでは、問題が複雑にならないように、一部の活動に限定して、M社の醸造計画を考えてみよう。栽培および醸造において、量と質には、醸造量が増えれば増えるほどワインの品質が低下する、という関係があると仮定する。この関係は、
q=a-bx
という単純な式で表されるとする。ここで、xはワインの醸造量(リットル)、qはワインの品質の高さを表すM社が独自に定めた指標とし、aとbは正の実数とする。また、変量xのとり得る値の範囲は、xとgがともに正の値となる範囲とする。醸造されるワインはすべて同一の品質で、同一の価格で販売されるものとし、その価格をp(円/リットル)で表す。市場において、品質の高いワインは希少性が増すため、その価格は非常に高いものになる。この関係は、
p=cq²
で表されると仮定する。ただし、cは正の実数とする。また、醸造されたワインは、上記で定まる価格で、すべて残らずに販売されてしまうものとする。M社は、以上の諸条件を前提にして、その年の栽培および醸造を行う。すなわち、醸造量をxと決め、それに応じて適切な栽培および醸造を行うことにより、品質の指標がgとなるワインを作り、その全量(すなわちx)を品質の指標qに応じた価格pで販売し、売上高y = px(円)を得る。
ⅰ)売上高はx=(ア/イ)×(a/b)リットル
のとき最大値
(ウ/エオ)×(ca^カ/b)円をとる。

文字数が足りないからつづく