ケイの日記

自由気ままに書き綴る

私というヒト

昨日のブログで私の身体的事情云々と書いたが、それについて書こうと思う。
察しがいい人は予想がついてるかもしれないが私はある病気を持っている。癌とか白血病とかそういう類いとは別なのだが。

病名を先に言ってしまうと「先天性ミオパチー」。ありがたいことに、私の場合は軽度なので人より筋肉量が少ないこと以外は目立った症状はない。

主治医によるとこの病気は知的障害や呼吸器疾患を伴うことが多いようである。そのため、学校も普通教育ではなく特別支援教育になることが多いらしい。しかし、私の場合は知的障害、呼吸器疾患の症状は見られず、学校生活に大きな支障をきたすことがないため普通教育を受けさせていただいている。本当にありがたいことだ。
とは言え、全て一般生徒と同じにできるわけではない。私は筋肉が人より少ないため重い荷物(学校への登下校の荷物も然り)を持つことや少々高めの階段(お城とかお寺の本堂とか)をスムーズに昇ることができない。そのため、親に送り迎えをしてもらっている。

そこまでしてくれている親に何かしらの恩を返さないと失礼だ。しかし、私には自由に使えるカラダがない。それならばせっかく残ったアタマがあるじゃないか!とまで頭が回るほど私は賢くなかった。

そこに気づいたのは中学から高校に変わる頃であった。もう少し早く気づいていればS高校とかH-n高校とか行けただろうに…(今の高校に不満があるわけではないが)

完全な五体満足ならば人生はより良いものになったかもしれないし、悪かったかもしれない。しかし、この身体に産まれたことで親を恨む気は毛頭ない。なんだかんだ言ってこの身だからこそ勉強する気になったのかもしれない。そうなると、今の周りの人(高校はもちろんTwitterの方々も)に巡り会えたという結果だけでもこの身体に産まれたことに意味があるのではないか。

人間なんて完璧ではないし、完璧な人間なんて気持ち悪い。今持っている武器でどれだけ戦えるのか、恩返しできるのか、それを考えて生きていきたい。

締まらなかったが今日はこれで終わる。